シルミド(실미도)。
4年前の有名な映画だけど、今さらになって見てみた。
想像を超える過酷な訓練だなぁ。
韓国の知り合いに聞くと、毒ガス室に入れられたり、夜中3時くらいにたたき起こされたりと、ほんと大変だったみたい。
でも684部隊の場合は、それ以上に厳しそうな感じ。
で、個人的な見所は後半の684部隊自体を抹消する、と決まったあたり。
特に、キム・ジェヒョン准尉が自決するシーンでは、准尉の苦しい立場に感情移入してしまった。
自分が准尉だとしたら、何ができただろう?
せめて指導兵と訓練兵との殺し合いだけは、避けることはできなかったものか・・・?
いろいろ考えてしまう。
指導兵と訓練兵は、1対1の対番で訓練を受ける。
最初は、厳しい指導兵に反抗する訓練兵もいるそうだが、除隊する頃になると涙を流して抱き合う仲になるという(DVD特典の解説による)。
訓練兵は、担当の指導兵を殺す、と言っていたが、これも相当に苦しい立場だったに違いない。
まだ見ていない人は、是非。